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zoom RSS 田中慎弥(たなか・しんや)著『共喰い』を食(は)む

<<   作成日時 : 2012/07/09 00:49   >>

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(その1) 
画像第146回芥川賞を受賞した本作を当ブログに取り上げようと考えた最大の理由は、私(荻崎)が本作に登場する主人公篠垣遠馬(しのがき・とおま)の父親篠垣円(まどか)に色情を覚えたからだ。ちなみに、私は本作を「文芸春秋」2012年3月号で読んだ。作中、魚屋を営む母親の仁子(じんこ)(一緒ではなく近所に住んでいる)の年齢が60近くで、円は仁子より10歳も年下とあるから、円は50歳位ということになる。壮年期から少しずつ老いへと向かう頃合いだろう。
本作の時代的な設定は、昭和63(1988)年の7月。従って、2012(平成24)年6月の現在より24年ほど前。この時点で50歳位ということは、円が生まれたのは昭和13(1938)年頃になる。息子の遠馬は17歳とあるから、昭和46(1971)年頃の生まれか。略歴によると作者は1972年生まれ、ほぼ遠馬と同年代だ。時代状況、体験、心情その他、遠馬と自身の記憶を重ねながら書き進められやすい設定だ。本作はその遠馬の視点を通して終始展開する。
 円は色白で小柄、髪は薄いと説明があるが、顔も含めその他の容姿に関わる描写はない。作品全体から受け取る印象に私の願望を込め、円の顔にはどこかしら可愛げと愛嬌があるのではと想像する。加えて、小柄な全身には引き締まった筋肉が行き渡っていて、私の欲情を煽(あお)る・・・。
 ある朝、円が同居している琴子と一階の座敷で性交しているさなかを、二階から降りてきた遠馬が、階段から偶然目撃する。「父の呼吸に合わせて、まだ硬度を保って水平に突き出されている赤茶色の性器が揺れた」(P.389)。同じページに、遠馬が会田千草(あいだ・ちぐさ)(一歳年上で遠馬とは別の高校に通う女子高生)と性交をする際、遠馬が自分の性器を「水平より上向きだった」と改めて確認する場面がある。
 目撃した父親の性器と比較し、自分の方がのけ反っている、と彼なりに誇らしさと安堵を感じる。ただ、円に加勢して言えば(笑)、円の性器は射精直後でまだ硬度は保っていたとしても、数刻でも時間が経つ中で、なにがしか反りが低下したとも考えられるだろう。
それはともかく、叶うなら私は円の前にひざまずき、射精直後の水平状の円の男根をそのまま口中に深々と収めていたい。口や舌を強めに動かすと、精を放った後のために、円はくすぐったがり、「止めろ」と言うだろうから。じっと含んだまましばらく経ち、男根がじわじわ回復したのを見計らい、私はゆっくり滑らかに舌と口を動かし始める。「よし、よし」と言って、円は私の頭を撫でてくれる・・・。
 私の妄想はそれだけでは収まらず、円に布団の上にうつ伏せてもらい、円の両足をやや開き気味にする。こりこりと横幅が広めに盛り上がる両の尻たぶを押し開き、尻の芯にぴたりと口と舌先を押し当てたまま、一分二分そのままにする。やおら、やや尖らせた舌先を尻の内側のできるだけ奥へと届かせながら、襞(ひだ)から襞へと這わせる。それから円の左足を腰の方へ滑らせ、尻の芯がもっと開きやすくしたうえで、一段と奥の奥まで舌でまさぐる。円は安らいだ低い声を繰り返し洩らしながら、「尻(けつ)の穴を舐めさせたらおまえの右に出る奴はいねぇ。女ではこの味は出ねぇ。おまえは俺の尻(けつ)の穴専用だ。しっかり仕えれば、たまには褒美に尺八にも使ってやるぞ・・・」と言うだろう。
 はい、好きなだけ使ってください、と音声にはならない言葉を舌先で襞の面に伝えてから、うれしさの余り、もう数ミリ奥へ深入りする。
「よし、今日はここまでだ」と円が言う。
ただ、仁子や琴子を始め、円が性交のさなかに女たちに振るう「暴力」を、これは作品の最後の円の死と関わるが、私の妄想の中では私に対しては少なくとも一方的には振るわないことになっているのだが(笑)、それはともかく、この重要な問題は後で論じよう。

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