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zoom RSS 色欲(しきよく)の向かう相手に年齢の上限はあるか・・・。

<<   作成日時 : 2016/03/22 02:16   >>

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 画像私(荻崎)はいま70歳だ。いつの頃からか、私が交合したいと望む相手の男たちの年齢の上限が、じわじわ上がっていくことを感じるようになった。今では、私と同年代の70代はおろか、80代、もしかすると90代の男とだって充分可能かもしれない。さすがに、100歳を越える男たちとは、第一、巡り合う機会そのものがまずないだろうと思うが(取り分け、裸では)、万一出会えたら、あり得そうな気がする。
無論、どの年代だろうが、相手の男たちが私を交合の相手として受け入れてくれた場合の話だが。
 私は普段、主に都内にある幾つかのハッテンサウナに足繁くという位(!)よく通う。その中には私と同年代、更には上の年代の男たちも少なくはないサウナも幾つかある。とは言え、どこのサウナであれ、私も含め客たちが自らの年齢を公言しなければならない訳ではないから(笑)、年齢は多くの場合は推測だか。
 画像ともあれ、そうした中で、現に80代だと告げてくれた相手と交合したことは少なからずある。年齢を聞くことはしなかった相手も含めると(実際にはそういう場合のほうがずっと多いが)、もっと多いだろう。確かな記憶はないが、ひょっとすると90代の相手と交わったこともあったかもしれない。
 一方で、交合したいと感じる年齢の下限はどうかというと、遙か昔の私自身が若かった時分とほとんど変化がないようだ。20歳前後の若者たちが下限ということになるか。当然ながら、いくら私の方で交合を欲しても、まず相手にされないのが現実だが(!)。
 更に昔、自身が10歳にも満たない小学校の低学年の頃、同級生の丸顔の男子に惹かれたこともある。(余談だが、私は以前からどちらかというと丸顔の男に惹かれることが多いが、丸顔だったその同級生とのことが尾を引いているからなのか、それとも元々そうした顔に惹かれる素地があったからその同級生に惹かれたのか・・・。恐らく後者だろうが、ではなぜそのような素地が形成されたのかとなるとやはり判らない)(現実には、丸顔ではない男たち(例えば猿顔)(!)にも少なからず欲情を覚えるが・・・)
画像それはともかく、10代の頃は惹かれる相手の多くは同学年の男たちで、せいぜい一、二歳上か下だった記憶がある。十代の頃は、私のみならず、そういう場合が多いのではと私は推測する。
 10代だったその当時も含めてこれまでの生涯を一望すれば、上から下まで、やや誇張すると、あらゆる年代の男たちが好みの対象だったということになる。
70歳の現実に戻ると、サウナなどで20代、30代と思われる男たちに色情を駆り立てられ、意を決して手を出しても、あっさり拒まれるのが大半だ。
現に私自身、20代や30代だった昔を振り返ると、70歳などという高齢の男たちは、性愛の対象としての視野には始めから丸きり入らなかったから・・・。
50代、60代と高齢になるにつれ、自身の色欲の対象者の年齢の上限が上がっていったのは、そうしないと交合の相手を得られなくなるという、いわば本能的、直感的、経験的な思惑(おもわく)に、体の方が感応したからだろうか。
画像 ともあれ、色欲の対象者の年齢の上限の幅が広がっていくことは、私には何よりありがたい。これから更に年を重ねるにつれ、そのありがたみは一段と増していくだろうと思う。自身が80歳、90歳、100歳を越えようが、生き延びられてしかも体が言うことを聞くとしたら、好みの男たちの体を心底欲しがり続け、手に入りそうなここへまたあそこへとさ迷い続けることだけは見え過ぎるほど見える。 
 10歳にも満たなかった幼い時分、自身の体が同性である男の体をどうごまかしようもなく欲しがっていることを思い知った時から、70歳の今まで、更にこの先の先まで、それだけは何一つ変わらないことを改めていま感得する。
 画像若かろうが高齢だろうが、好みの男たちの体が欲しくてたまらず、心底いとおしい。色欲の果てのそのまた果てへとたどり続けたその果てに、どこかに行き着くのか。この世の生とその終りの死のどちらとも異なる未見の地にふっと踏み込むのか・・・。そんな胡乱(うろん)な空間が始めからある訳もなく、生死(しょうじ)の彼方のどこにも行き着く訳もないのか・・・。
 ともあれ、私一個を丸ごと運ぶ色欲という舟に最後の最後まで、私は乗り続けよう。どこへであれ、その舟以外に私を運んでくれる舟など始めからないのだから。
画像
《本ブログの画像について》
上から四段目までは、私が所持している円谷順一(えんや・じゅんいち)(通称 大阪のおっちゃん)(1971《昭和46》年10月死去 享年54歳)の写真です。
一段目と二段目は、ともに20歳前後に見える若者です。
一段目の彼は、「円谷順一」探訪行(その5)私のHPにも載せています。
二段目の彼は、「更なる円谷順一」(その1)にも載せています。
三段目の人物は、三十代くらいに見えますが、私の好みの男の一人です。私のブログ他に初めて載せました。
四段目は四十代に見えますが、「お助けおじさん」と呼ばれた、円谷順一の年下の親しい友人だった人物です。円谷のアルバムの中に、他の誰よりも多く登場し、数多くの男たちと絡みの写真を残しています。やはり私の惹かれる男の一人です。
彼は、「円谷順一」探訪行(その4)、上述(その5)、「更なる円谷順一」(その2)(この中では、四段目と同じ作品を用いています)にも載せています。
同一の男なら、せめてこれまでに載せていない写真にしたいところですが、ブログなどに載せられるだろう「穏当な」(!)作品となると、ごく限られてくるのも実態です。
更に、できたら総て初めて載せる男たちにしたいと考えるのですが、膨大な数の男たちがアルバムその他に残されている中で、私の好みの男となると、これも限られるのが実情です。

五段目の画像は、明治時代の洋画家原田直次郎(1863《文久3》年〜1899《明治32》年 享年36歳)の「横井小楠像」(1890《明治23》年作。油彩・カンヴァス)という作品です。何やら場違いな感がするかもしれませんね。
始めの私の心積もりでは、今回のブログの画像はすべて円谷順一の写真にしようと考えたのですが、実は円谷には高齢の男たちを撮った写真そのものがほとんど見当たらないのです。高齢の男たちは、始めから彼の関心の対象ではなかったのでしょうね。
そこで、次善の策として、所持している何種かのゲイ雑誌や写真集などから見つからないかと探したのですが、高齢の男たちはそれなりの数載っているものの、これはと私の食指が動く人物は見つけられなかったというのが実情です。
 考えた末に、先月(2月)の半ば、埼玉県立近代美術館で観た「原田直次郎展」(会期は3月27日(日)まで)で、購入した図録にも載っている、上記「横井小楠像」にしたという訳です。
有無を言わせず惹き付けられるというのとも趣(おもむき)が異なるのですが、どこかしら底深い色気を私は感じます。
 横井小楠(よこい・しょうなん)(1809《文化6》年〜1869《明治2》年 享年60歳)について、私自身は、近代初期の頃の思想家だったかなくらいの不正確な知識しかなかったのですが、図録に付されている解説その他も参考にすると、幕末の儒学者で、熊本藩士。開国論者。明治維新後新政府にも参画したが、暗殺された・・・。
保守派の人々から誤解され、京都で無念の死を遂げたようです。
図録に付された解説によると、本作品は、上述1890年(小楠の死の21年後)に描かれているところからも、本人を前にして描いた肖像画ではなく、小楠を撮った写真(1861《文久元》年に撮影。小楠52歳)を元にして原田が描いたものとのことです。原田直次郎27歳の時の作品です。
52歳というと、思想家としても、一個の生身の男としても、いわば脂の乗り切った充実した時期だったと思われます。静かなたたずまいの内側から渋くて深い精気と艶やかさが放たれているようです。
(このようなブログに肖像を無断に掲載されて(!)、小楠さんは面食らっているかもしれませんが、勝手ながら、彼なら苦笑しつつも寛容に受け止めてくれそうな気もします・・・)

最下段六段目の画像は、原田直次郎の代表作の一つで大作の「騎龍観音」(1890《明治23》年作。油彩、カンヴァス)の一部です。図録に載っている本作から、私が深く惹き付けられる龍の大きな目がよく分るように撮ったものです。ただ本作は図録には載っていますが、上述の展覧会では展示されていません。
「騎龍観音」は護国寺蔵ですが、東京国立近代美術館に寄託されていて、私は竹橋にあるこの美術館で何度となく観ました。しばらく足を運んでいませんが、恐らく現在も展示されているはずです。
五段目の画像と同様、原田直次郎が27歳の時の作品です。36歳という短い生涯の中で、私が惹きつけられる二つの作品が同じ年に制作されたことに、単なる偶然を越えた何かしら因縁めいたものも私は感じます。
 本作の底深い潤いと色気と哀しみを湛(たた)えた龍の目については、「アートに欲情しよう!(その2) 三上風太(みかみ・ふうた)の巻」でも記しているので参照してください。
 
生身の目であれ、絵画や写真など美術品の中の目であれ、これを越える目を見た記憶は私にありません。
これほどの目を出現させた原田直次郎の、画家として更には一個の生身の人間としてのただならぬ深さと力量に私は改めて打たれます。

(2016.3.22)





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おたすけおじさんと言われる方は、魅力ありますね。
ひとあじ違う雰囲気です。
おじさんといっても、若そうです。
G7
2016/04/11 19:11
コメントありがとうございます。
彼は人間的な深みがありそうですね。
荻崎正広
2016/04/13 02:27

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