テーマ:アートに欲情しよう!

アートに欲情しよう!

(その12) 弾人(だんと)の巻  弾人の漫画作品の放つ官能性と情感の深さに、以前から私は惹かれていた。掲載されている雑誌「薔薇族」(第二書房刊)の、私が所蔵していた10冊以外に、それよりずっと多い17号分を、今回、国会図書館でコピーし読んだことで、彼の作品世界のおおよそ全体を知ることができた。弾人作品を越える淫らな(表層から深部まで…
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(その11) 奥津直道(おくつ・なおみち)の巻  奥津直道(1976~)の名前と作品を私が初めて知ったのは、「バディ」(テラ出版刊)2005年2月号の誌面だった。掲載されていた2点の絵画の、新鮮で力のこもった色っぽさに目を見張った。それまでに絵画や写真などゲイ・アートをそれなりの数見ているつもりだった私は、ああこういう若いゲイ・アーテ…
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(その10) 内藤ルネの巻  内藤ルネ(1932~2007)の死はまだ記憶に新しいが、彼は雑誌「薔薇族」には最初のうち、佐原サムの名で登場した。「ひまわり」などの少女雑誌を発行していた中原淳一(1913~1983)に師事し、主(おも)に少女たちを描くイラストレーターとして人気のあった内藤ルネが、ゲイ雑誌に同じ名前で描くのは、やはり抵抗…
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(その9) KATSUOの巻  KATSUOというイラストレーターの名前を知っている方はどのくらいいるだろうか。実は、私自身、彼の名と作品を知ったのは、昨年(2008年)の11月下旬、国立国会図書館で、雑誌「薔薇族」(第二書房刊)のバックナンバーを見ていた時だった。  内藤ルネ(1932~2007)が描いた「薔薇族」の表紙で、私が所…
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(その8) 矢頭保(やとう・たもつ)の巻  矢頭保(1928(昭和3)年~1973(昭和48)年)は、日本人の男の裸が放つ官能性を、意識的に、しかも持続し本格的に撮った写真家として、このシリーズで既に取り上げた、栗浜陽三(その4)、波賀九郎(その7)、まだ取り上げでいないが円谷(えんや)順一(通称 大阪のおっちゃん)などと並び、出発…
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(その7) 波賀九郎(はが・くろう)の巻  波賀九郎(1920(大正9)年~2002(平成14)年)は、ゲイの視点から日本の男たちの裸を撮った写真家として、草分け的な一人である。「薔薇族」(第二書房)の比較的初期の号から作品が掲載され、「バディ」(テラ出版)、「ジーメン」(ジープロジェクト)など他のゲイ雑誌でも取り上げられているが、…
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(その6) 松五郎(まつごろう)の巻  松五郎氏は、雑誌「さぶ」(サン出版)、「ジーメン」(ジープロジェクト)などに数多くの作品が掲載されたイラストレーターだが、年齢、出身地などを含め詳しい経歴については私は知らない。  野性的な男くささと可愛げの混ざり合った顔、明暗や濃淡の対照を際立たせることで、厚めの筋肉の束が浮かび出たように描…
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(その5) ヤギシンゴの巻  ヤギシンゴ氏(現在 40代)の作品を始めて目にしたのは、「ファビュラス 1号」(1999(平成11)年11月 テラ出版刊)誌上だった。力強い上に躍動感のある太い線、量感に富んだ形、一見シンプルだが艶やかさのある色彩、などによって描きだされた男たちの裸の放つ分厚い色っぽさに眼をみはる思いだった。  …
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(その4) 栗浜陽三(くりはま・ようぞう)の巻  栗浜陽三(1923(大正12)年~1985(昭和60)年 享年62歳)の名は、前回の(その3)で取り上げた神宮寺 拳と同様、現在ではあまり馴染みがないかもしれない。 写真集「渾遊」(こんゆう)(昭和48年9月 第二書房刊)の作者である。(表題の文字として、ふんどしの「褌」ではな…
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(その3) 神宮寺 拳(じんぐうじ・けん)の巻  神宮寺 拳というイラストレーターについて知っている方は、今となってはそう多くはないかもしれない。私の捉えている範囲では、雑誌「薔薇族」(本号と増刊号)、「青年画報」(ともに第二書房刊)に、合わせて7回作品が掲載されている。1979(昭和54)年から1983(昭和58)年にかけてだから、…
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(その2)  三上風太(みかみ・ふうた)の巻  三上氏は現在、雑誌「サムソン」(海鳴館刊)の表紙を描いているので、目にされている方も多いと思う。固太りの男の放つ色気が濃く立ち籠(こ)めたものから、一見、漫画風な、あるいはアニメのキャラクター的な、どこかほのぼのとした雰囲気を漂わせたものまで、コンピュータ・グラフィック(恐らく)によっ…
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アートに欲情しよう!

 私のコレクションの中から(時に、写真集や雑誌も含め)、一作家ずつ取り上げ、もっぱらその作品のどこに、何に、私自身が欲情をそそられ、煽(あお)られ、惹(ひ)きつけられるかという事柄を中心に論じていくシリーズです。どうぞお付き合いください。 (なお、作品名は、原題と書かれているもの以外は、原題が付されていなかったり不明なために、荻崎が自…
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