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荻崎正広World
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私設美術館 「荻崎正広コレクション ゲイ・アートの家」を運営している荻崎正広(おぎざき・まさひろ)のブログです。

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奥多摩渓流に立つ若い裸身
奥多摩渓流に立つ若い裸身 『アドン』というゲイ雑誌がかつて刊行されていた。(編集発行人は南 定四郎(みなみ・ていしろう)氏。創刊は1974年5月号) その1976(昭和51)年版2月増刊号を、たまたま入手し、ページを繰っていて「あっ」と目がとまった。ああ、彼だ・・・。かつてゲイ雑誌で目にし、強く惹かれたモデルの中の一人だったが、記憶がすっかり薄れていた。何に載っていたのか、それなりの数量所持しているゲイ雑誌のバックナンバーをあれこれめくった末、見つかった。『薔薇族』61号(1978年2月号)だった。「THE TEDD... ...続きを見る

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2011/11/20 16:24
《伏見憲明小説園》を歩く
《伏見憲明小説園》を歩く (その4) (最終回) 伏見憲明(ふしみ・のりあき)氏(1963〜)の最新の小説第四作『百年の憂鬱』(「すばる」2011年9月号)は、「起承転結」の「結」に違(たが)わず、これまでの作品群の集大成的な趣(おもむき)がある。本ブログのタイトルに重ね合わせると、第一作の本道や第二作の脇道、第三作の隠れ道を歩き、第一作より一回り道幅の広がった本道に戻った感がする。  語り手は第一作の「僕」に代えて、同じ一人称の「私」だが、「元来、私小説家ともいうべき私には」(P.40)という「私」の独白にもうかが... ...続きを見る

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2011/09/19 01:22
《伏見憲明小説園》を歩く
《伏見憲明小説園》を歩く (その3) 「起承転結」の「転」に当たる、伏見憲明(ふしみ・のりあき)氏(1963〜)の小説第三作『桜草団地一街区  爪を嚙む女』(「すばる」2009年8月号)は、「転」にふさわしく、第一、二作とはがらりと様相を変えている。本ブログのタイトルに重ねると、園内のこれまでは気づかなかった隠れ道ということになるかもしれない。  例えば、本作にはゲイの人物は(少なくとも表向きは)一人も登場しない。これは明らかに始めから作者が意図した結果だろう。作者は前二作とは異なる、異性愛者たちの物語... ...続きを見る

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2011/09/10 01:16
《伏見憲明小説園》を歩く
《伏見憲明小説園》を歩く (その2) (その1)でふれた「起承転結」の「承」に当たる、伏見憲明(ふしみ・のりあき)氏(1963〜)の小説第二作『団地の女学生』(「すばる」2008年9月号)は、第一作『魔女の息子』からおおよそ5年後に発表された。5年という異例ともいえる長い歳月を要したのには、無論、抜き差しならない様々な事情があったのだろう。  私(荻崎)なりに推察できるのは、第一作ですべてを書き尽くし、やや極端な言い方をすると、もう小説の形で言葉にするものは自己の内にひと欠けらも見当たらないと作者は感じたのではないか... ...続きを見る

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2011/09/02 01:07
《伏見憲明小説園》を歩く
《伏見憲明小説園》を歩く (その1) 伏見憲明(ふしみ・のりあき)氏(1963〜)の小説第四作『百年の憂鬱』(「すばる」2011年9月号)を読んだことを契機に、作者がこれまに発表した小説作品全四作を再読した。 読み終えてまず思い浮かんだのは、四作全体が起承転結の形になっているということだった。第四作目の『百年の憂鬱』の中に、「恋は他人からすると、退屈な起承転結だ」(P.65)という一文があるが、作者自身ある時点で、この四語の熟語で全四作をなにがしか意識することがあったかもしれない。  「起」に当たる第一作『魔女の息... ...続きを見る

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2011/08/29 00:19
アートに欲情しよう!
アートに欲情しよう! (その12) 弾人(だんと)の巻  弾人の漫画作品の放つ官能性と情感の深さに、以前から私は惹かれていた。掲載されている雑誌「薔薇族」(第二書房刊)の、私が所蔵していた10冊以外に、それよりずっと多い17号分を、今回、国会図書館でコピーし読んだことで、彼の作品世界のおおよそ全体を知ることができた。弾人作品を越える淫らな(表層から深部まで含め)漫画を読んだことはないとの感を私は改めて持った。 ただ、彼の経歴その他について知るところは、現時点では私にはほとんどない。 まず、私がこれまでに読ん... ...続きを見る

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2011/04/11 02:32
「風俗奇譚」の中の円谷順一
「風俗奇譚」の中の円谷順一 (その2) 円谷順一(えんや・じゅんいち)(1971年10月死去。享年54歳)が「風俗奇譚」(ふうぞく・きたん)に写真を掲載するきっかけを作ったのは、間宮浩(まみや・ひろし)(2002年死去。享年72歳)ではなかったかと、私は推測する。間宮は藤田竜と一緒に、円谷が亡くなる一週間前に、枚方(ひらかた)(大阪府)の円谷の自宅に見舞いにいっている。 (藤田竜氏が今年2011年1月10日死去の報に接した。昨年5月、電話で円谷その他について様々話してくれたことを思い出す。その時の声の記憶とともに)... ...続きを見る

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2011/02/22 00:34

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